元春日記
この国のポップシーンをここまで引っ張ってきた、佐野元春。21世紀になってからは、これといった動きがないが、動向は鋭く(?)チェックしていきたい。なお、1999年分は、別ファイルにしました。そのうち、年度別にしていこうかとも考えてます。
- 2002年06月01日 土曜日
- 『Someday』コレクターズエディションいよいよリリースされました。内容としては、通常の『Someday』アルバムのリマスターに加え、Disc
2として、『Someday』関連のシングルなどが追加されています。やはり聴いてみると、さすがに音が立っています。素晴らしい。20年も前に、こんなアルバムを作っていたのかと思うと、感心しました。ここしばらくは、このアルバムを聴く日々が続くことでしょう。また、ボーナストラックのDisc
2もなかなかに嬉しいもの。特にこちらにとっては、「Wonderland」という、ウォークマンのCM曲がまともな音源としては初めて聴いたものなので、貴重でした。また、先週付けのオリコンアルバムチャートでは、20位に登場してます。それにしても、ニューアルバムの方はどうしてしまったのかという問題も残りますが、これはこれでよかった。
- 2002年04月14日日曜日
- 『Niagara Triangle Vol.2』のリマスター、購入しました。ボーナストラックとして、「彼女はデリケート」のシングルヴァージョンと、「こんな素敵な日には」が収録されてます。前者は、冒頭の台詞が省かれているもの、後者はシングルのB面で、どちらも、『No
Damage』に収録されてます。リマスターとしては、初なので音圧などもすこぶるよいです。また、5月には、『Someday』がやはりリマスターされてリリースされます。こちらもボーナストラック付きで、2枚組となる予定。ボーナストラックとしては、初CD化される、「Wonderland」が含まれてますね。これは、音源所有したくて今まで待っていたもので、ホント嬉しい。本家Moto's
Web Serverの方でも、特別サイトが開設されてます。それにしても、今年の前半は、こちらに集約されてしまうのだろうか。ニューアルバムがらみのニュースもあまり聞かないし、そっちはずれ込んじゃうのかなあ。
- 2002年02月24日日曜日
- さて、DVDの『In Motion 2001〜植民地の夜は更けて』を購入し、映像を見ることができました。最初のリーディングのみ、眼鏡をかけたものではありませんでしたが、その他は、新しい眼鏡の映像。それでも、彼は、仕草なんかが、ロックスターの佐野元春と同様なんですね。ここでは、左手にリーディングする詩を書いた紙を持って、右手で何度も胸のあたりを叩き、身体を前後に揺すって、リズムを取っていました。ここに参加したミュージシャンは、The
Hobo King Bandがらみでは、山本拓夫だけなんですけど、なんか新鮮な感じがしてよかった。ちなみに、ベース、高水健二、キーボード、井上鑑、ドラム、山木秀夫です。また、どうやら、ナイアガラ記念日の3月21日に『Niagara
Triangle Vol.2』が再リリースされる予定。リマスターされたオリジナルの他に、佐野元春、杉真理、大滝詠一のシングルヴァージョンなどがボーナストラックとなっています。なお、『Someday』も、リマスターされて、再リリース計画があるらしいです。そそ、22日の読売夕刊に、リーディングがらみで、佐野元春インタビューが掲載されました。短いですが。
- 2002年01月27日日曜日
- レコーディングも、一段落してしまい、活動が停滞しているかのように見えた佐野元春だが、「Radio
e-this」では、鎌倉芸術館でのライヴの様子を音源を交えて紹介してくれた。ちなみに、この放送は、しばらく休みとなり、春からの再開らしい。で、その音がなかなか素晴らしいものだったので、思わずDVDを購入してしまった。まだ、昔のDVDも見ていないというのに。ちなみに、GO4レコードより、発売されたライヴレコーディングの『In
Motion 2001』と、DVDは、音の処理が違うそうである。まあ、映像付きなら、かまわないけど。また、映像のない方は、特典ブックレットがなくなるものの、大手CDショップなどでもリリースされる模様である。
- 2001年11月11日日曜日
- こちらも3ヶ月以上ご無沙汰か。この間に、ひたちなかでの野外コンサートに、出演。こちらは、デビュー以来鋭く批評している立場の、渋谷陽一の「Rockin'
On」主宰のものである。メンバー的にも、Rock & Soul Reviewと同様のもので、こちらのコンサートと同じようなものであろう。しかし、この中に、ポエトリー・リーディングがあり、人々をはっと思わせる。その後、9月になって、鎌倉だけというミニコンサートが、Spoken
Wordsのみの、「In Motion 2001」。それにしても、仕事の関係で行くのは自粛した。残念。なお、このときに、元春は、眼鏡姿で登場したらしい。
- 2001年07月24日火曜日
- Rock & Soul Reviewが終了。行けた皆様、どうだったでしょうか。それにしても凄い売れ行きでしたね。筆者は、自分の掲示板に書き込んでみたが、いちおいくつかの反応があった。まあ、残念ながらそれぞれの思惑がすれ違ってしまい、行くことができなかったのであるが。それでも、あんな掲示板でもROMしてくれる方がいるということだけで、こちらとしても励みになる。まあ、日々の「公」に追われまくってしまい、「私」の部分をなかなか出せず、更新もおぼつかない有様であるのだが。それにしても、今回のLiveは、賛否両論がこれまで以上に論じられたものではなかろうか。こちらとしては、目撃していないので、何とも歯がゆい思いがする。願わくは、早いところ、シングルでもいいからリリースしてもらって、一石を投じてもらいたいということだ。まあ、自分のことだから、よほどのことがないと、NGは出せないことになると思うのだが。
- 2001年06月03日日曜日
- 悲しいことに、チケットは手に入らなかった。まあ、のんきに構えていた自分が行けないのだが、まさかこれほどの売れ行きになるとは。一般発売初日で東京公演分はすべてがソールドアウト。1週間待ってみて、引き取り手のなかった分をなんとか確保しようとしてみたが、出回らないようだ。佐野元春としても、1年ぶりのステージで、ファンたちの欲求もたまっていたらしい。次こそ、ぬかりなく行こうと思う。
- 2001年04月30日月曜日
- またもや長い中断失礼。ニューアルバムリリース前に、ミニツアーが決定。大阪、名古屋、東京に加え、仙台、福岡も。そろそろチケットも発売になる頃だ。筆者は、「ぴあ」のスーパーリザーブシートに応募したのだが、どうなったことか。だめなら、正式に取ることとなるが。さて、このツアーは、新曲お披露目のような様相を帯びていて、コーラスにMelody
Sexton、サックスに山本拓夫というメンバーを加えてのものである。しかし、スタッフの手違いから、ニューアルバムのレコーディングスタジオがキャンセルされてしまい、現在レコーディングは宙に浮いているような状態。どうなってしまうことやら。それでも、ツアーは行われる。書き漏れがあったが、The
Hobo King Bandのドラマーが小田原豊から元The Heartlandの古田たかしに変更になった。小田原豊は斉藤和義とのバンドSevenに本格的に参入することになる。ということで、古田たかしの入った新しいバンド、とても興味があるので、ツアーには是非とも行ってみたいものである。
- 2001年02月25日日曜日
- クリスマス前には、エレクトリック・ガーデンその他のポエトリー・リーディング集のコンピレーションである、『Spoken
Words』が届けられる。これは、公式サイトの限定発売品でCDショップには並んでいないのだが、きちんとEpicよりのリリースで、もちろんCD番号も振られているものである。語られる言葉ということで、それほどには期待していなかったのだが、正直言って驚いた。言葉にはこんなにもビートが宿っているということにである。さて、20周年記念サイトの方は、1年間の期間限定ということで、クローズ。しかし、公式サイトの方はリニューアルオープンし、Radio
MWSという、月2回の元春の声発信と、ニューアルバム制作のレポートも始まる。また、昨年、FBEAT向けの元春からの謝辞、「ハートランドからの手紙#127」というものが寄せられた。ここでは引用するわけにはいかないが、公式サイトの方でめでたく見られるようになったので、そちらも参照していただきたい。
- 2000年11月26日日曜日
- ということで、『G*R*A*S*S〜The 20th Anniversary Edition 2nd』及び、DVD購入してまいりました。DVDの方は、『Live
Anhtorogy』だけでなくて、5タイトルずつ2回にわけてリリースされた過去の映像作品を、『The
Barn Tour Osaka』以外すべてを購入。もう、現金で払えるわけもなく、カード決済でしたけど、来月の請求が怖いくらいです。こんなにリリースされると、実際に見る時間がなかなかなくて、まだ3作品くらいしか見れていません。アルバムの方は、アウトテイクだった作品2点と、Bonnie
Pinkとのデュエットによる「石と卵」がありました。こちらもなかなかに感慨深い。
- 2000年10月15日日曜日
- 公式HPにて、発表があったが、再び20周年記念アルバム、『Grass〜The 20th
Anniversary's 2nd』というアルバムが発売になる。また、エレクトリック・ガーデンとこれまでの活動を追ったDVD/ビデオも発売になるという。またまた嬉しい秋である。さて、個人的には、DVDプレイヤーをやっと入手。春の武道館のライヴも、鮮明な画像で見ることができた。これから、さらに昔の映像などもDVDで蘇らせてくれると嬉しい。
- 2000年09月03日日曜日
- 長い中断となりました。この間に、元春本人の動きはなかったものの、FBEAT19番会議室を中心として、佐野元春限定カラオケオフ(出もありませんがほぼそういうことで)が行われました。参加者は、7名。お昼から始めて、5時間で47曲という成果でした。やあ、久しぶりに歌いましたね。佐野元春の楽曲は、カラオケ配信されているもので、60曲くらいはあるようですから、まだ未踏の曲も含めて、また行いたいものです。
- 2000年07月02日日曜日
- またまた、長い中断。一旦沈静化したものの、山下久美子の20周年デビューに合わせた、『The
Hearts』という、セルフカバーアルバムに、佐野元春は、The Hobo King Band、Black
Bottom Brass Bandとともに、「So Young」で参加した。「So Young」に関しては、プロデュースも佐野元春自身で、中程からは山下久美子とデュエットする。また、これ以外にも、長田進、古田たかしなど、The
Heartland時代の関係者も参加。The Hobo King Bandのメンバーも、それぞれが、いくつかの楽曲に参加しているし、かなりお買い得なアルバムなのではなかろうか。山下自身の歌もいい。
- 2000年05月07日日曜日
- やあ、長い中断となりました。もちろんこの間にも動きはあって、アサヒグラフで特集が組まれたり、高橋幸宏のラジオ番組にゲスト出演したり。中でも、とりわけ重要なのが、このゴールデンウィーク中に放送された、NHK-FMでの「佐野元春
On The Road 2000」でしょう。これ、かつてのサウンドストリート、月曜日と同じく、湊プロデューサーの元、「Motoharu
Radio Show」が限定4日間で復活したのですから。まあ、内容は佐野元春自身がこの20年を振り返るというもので、レアな音源もかかりました。とはいうものの、うち2日間は聴けなかったです。残念。でも、ジングルは昔のままだし、語り口もあの時のまま。とにかく、佐野元春のヒップなDJがラジオで復活したということだけでも、嬉しいことじゃないですか。
- 2000年03月19日日曜日
- 20周年ツアーファイナル、日本武道館に行って来ました。ライヴレポはこちら。最初から飛ばしまくりの内容でした。もちろん、こちらも燃えたし、終了後は、5名でミニオフ敢行。それにしても、週末のオフィス街は、飲む場所がなかなか見つからない。また、ターミナル駅までのアクセスも悪いので、あまり長い間語り合えませんでしたが、ライヴという時間を共有した仲間と、その内容をはじめとした話題を肴に飲むというのも、醍醐味があります。それから、ここで雑誌「デマゴーグ」を頂きました。くろやぎ亭さん、感謝です。
- 2000年03月05日日曜日
- アルバムは、先週32位。今週31位と少し息を吹き返した。まあまあそれなりに売れているようである。ロングセラーになるといいのだが。とりあえず、オリジナルアルバム『Stones
and Eggs』よりも上位に来そうな勢い。
- 2000年02月27日日曜日
- アルバムセールスは、11位、23位と推移。やがて圏外に消えていくものと思われるが、\4000程度のもので、ここまでがんばったものは最近ないのではなかろうか。ニフティの大阪ライヴレポートを見ると、かなりの盛り上がり。大いに期待する。そして、武道館のチケット、先行予約分が到着した。またこれで、仲間達と盛り上がることができる。
- 2000年02月13日日曜日
- ツアーが始まる。宮城を皮切りに、全国を縦断中。この連休、大阪2Daysであったが、チケットが取れず残念。公式サイトを覗くと、かなりな盛り上がりだったようである。大阪も、東京もチケットはソールドアウト。これは、Stones
and Eggs Tourどころの騒ぎでなく、ここ近年希にみるものではないか。東京に期待しよう。なお、アルバムのセールスは、初回、オリコンチャート8位だった。その次の週は、これの立ち読みができずに確認できていない。Niftyの佐野元春会議室、2週間にしてまあまあの入り。こちらも頑張って、元春自身にも伝わるような盛り上がりで行きたいものである。
- 2000年01月30日日曜日
- いよいよ、『20th Anniversary Edition』が発売。セールスも好調そうで、今度のオリコンチャートが楽しみである。聴いてみると、見事としかいいようがない。レアなトラックも入っているので、入門編、上級者編どちらにも向いていると思う。また、このところテレビの露出が盛んである。日本テレビ、FUNに始まり、フジのミュージックフェアで、エルビス・コステロと競演。TVKでは、元春Weekと題して、ミュートマJapanや、平山雄一のインタビューなども放送される。各種雑誌でも、取り上げられ、中では、渋谷陽一との対談のある、「Bridge」が秀逸だと思うのだが。そして、ツアーが始まった。これに合わせてというわけではないが、NiftyのFBEATでも、佐野元春会議室が期間限定でオープンの予定。
- 2000年01月16日日曜日
- だいぶ間隔が開いてしまった。反省。この間に、元春は、ぴあなどのインタビューに現れる。がんたんのTVK「ライヴ帝国」にも、昔の映像で「アンジェリーナ」が。まあ、今の動きではないのだが。そして、今月末には、やはりTVKの音楽番組で、1週間佐野元春特集を組むという。中には、本人出演というものも。また、いよいよ20周年記念のアルバムリリースと、ツアーが始まる。目の離せないことになりそう。
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