松原みきシングルリスト

Last Updated:2004/02/15
真夜中のドアA 真夜中のドア（三浦徳子/林哲司/林哲司）
B そうして私が（三浦徳子/林哲司/林哲司）
記念すべき、デビューシングル。オリコン資料では、10.4万枚（最大の売り上げ）、最高位28位。あるところの資料では、30万枚との記述もあり。中古のレコ屋では、ごろごろしている。（2003/03/01追記）林哲司の曲がパクリだとか、いろいろとありますが、原曲、超えていると思いますよ。あとは、中間部のブラスのアレンジ、あの当時、あんなかっこいい、仕上がりを単なる新人のデビューシングルで、使うとは、ほとんど考えられません。何とも贅沢な、ものだと思う。バックのミュージシャンも、豪華。一応、シングルの方は、イントロのコーラスがなしで、松原みきが一人で歌っている。「そうして私が」の方も、しっとりとして落ち着いたいい曲です。
愛はエネルギーA 愛はエネルギー（三浦徳子/林哲司/林哲司）
B Fancy Free（中里綴/芳野藤丸/芳野藤丸）
（Ｂ面はアルバム未収録）
セカンドシングル。Ｂ面は、おそらく、『POCKET PARK』のアウトテイク。従って、一流どころのスタジオミュージシャンが揃っているはず。決して音は悪くないが、かなり中古屋を回らないと手に入らない。（2003/03/01追記）「Fancy Free」は、間違いなく、ケーシー・ランキン抜きの、SHOGUNというか、One Line Bandが、演奏していることと思われる。また、中里綴という人は、女性であり、かつて西野バレエ団で、レ・ガールズ（由美かおる、奈美悦子、金井克子）の一員として踊っていた江美早苗である。
Hello TodayA ハロー・トゥデイ（三浦徳子/大村雅明/三浦徳子）
B 街はいつもパーティね（三浦徳子/大村雅朗/大村雅朗）
（シングルのみ）
サードシングル。カステラ・ムーン生みの親、故大村雅朗氏の作・編曲である。作詞は三浦徳子。ビートが効いてどちらかというと黒っぽいノリを歌いこなしている。サウンド的にもなかなかかっこいい。（2003/03/01追記）「ハロー・トゥデイ」という曲、人気が高く、バンドで演奏していたという人もいるくらいである。それにしても、佐野元春には嫌われ（大村雅朗は佐野元春の初期のアレンジを担当した）た、大村雅朗がここまでブラックテイストのアレンジで仕上げてくるとは。どちらの曲も、CD化して欲しいものである。
あいつのブラウンシューズA あいつのブラウンシューズ（島エリナ/杉真理/鈴木茂）
B 今日この頃（島エリナ/林哲司/林哲司）
（Ａ面はシングルヴァージョン。Ｂ面アルバム未収録）
作詞・島エリナ、Ａ面が杉真理（アレンジは鈴木茂）、Ｂ面が林哲司（アレンジ同じ）。印税というものは、たとえＢ面にも払われるので、ＡＢ面の作者違いというのは、珍しい。また、それだけに豪華な布陣とも言える。そんな当時のポニー・キャニオンの姿勢がここからも伺われる。（2003/03/01追記）「あいつのブラウンシューズ」は、こちらシングルヴァージョンの方がしっくり来る。
ニートな午後３時A ニートな午後３時（三浦徳子/小田裕一郎/大村雅朗）
B Twinkle Twinkle Starlight-三日月型の犬を求めて（松原みき/松任谷正隆/松任谷正隆）
資生堂のキャンペーンソングとなったＡ面は、「青い珊瑚礁」（松田聖子）の三浦徳子-小田裕一郎コンビ。かなりサンプル盤もばらまかれていて、中古屋ではモデルの写ったジャケット違いも多数見受けられる。セールスは、8.3万枚だが、チャート上では、26位にまで上昇。（自己最高位）
倖せにボンソワールA 倖せにボンソワール（三浦徳子/小杉保夫/飛澤宏元）
B 私はもどれない（三浦徳子/佐藤健/大村雅明）
（Ａ面はベストアルバムにのみ収録）
『CUPID』のアウトテイクのようである。バックのサウンドがブラスをフィーチャーしていて、なかなかかっこいい。三浦徳子/小杉保夫/飛澤宏元というラインナップだった。（98/08/24記述）と思ったが、『CUPID』は、三浦徳子の歌詞と大村雅朗のアレンジ（松田聖子の『Windy Shadow』と同じ手法）というコンセプトであった。それ以前のアウトテイクを録り直したものだと思う。
Jazzy NightA Jazzy Night（三浦徳子/林哲司/林哲司）
B 愛はエネルギー（三浦徳子/林哲司/林哲司）
（Ａ面はシングルヴァージョン）
なぜかヴォーカルのパートを録り直して出した。アルバムヴァージョンは、さらっと歌っているが、ここでは情感たっぷりにやっている。やや、鼻づまりのような感じにも(^^;)。
See-Saw LoveA See-Saw Love（小泉長一郎/佐藤健/Dr. Strut）
B WASH（康珍化/佐藤健/Dr. Strut）
（Ｂ面はアルバム未収録）
LAのメンツとセッションして、出だしからかっこいい。バックコーラスは、EVEという日本のグループのようだが、グルーブ感がたまらん。Ｂ面は、康珍化作詞、佐藤健作曲。アレンジはもちろん、Dr. Strut。
予言A 予言（パンタ/濱田金吾/後藤次利）
B サラダ★SALAD（西尾尚子/松原みき/後藤次利）
Ａ面はシリアスな失恋話。Ｂ面は、コミカルな作品。このあたりから一本筋の通ったプロデュース性が薄くなっていく感じがする。（2003/03/01追記）林哲司や大村雅朗あたりと離れ、さらに売れ線をねらったようにも見えるが、見事に外れていく。このあと、さらに迷走を続けるのであるが。
Paradise BeechA Paradise Beach（松本隆/細野晴臣/細野晴臣）
B 気まぐれコラージュ（竜真知子/Dr. Strut/Dr.Strut）
（Ｂ面はアルバム未収録）
マクセルのタイアップ曲。久々にオリコンチャートイン。でも、76位だった。松本隆-細野晴臣を起用。Ｂ面は、DR.STRUTとの共演。作詞のみ竜真知子で、作・編曲もDR.STRUT。
Sweet サレンダーA Sweet サレンダー（田口俊/山川恵津子/鷺巣詩郎）
B Wangan High-Way（田口俊/佐藤健/鷺巣詩郎）
（Ｂ面はアルバム未収録）
ジャケット写真が、まるで野沢直子である（泣）。カレンダーの月名にのせて歌う。Ｂ面は、シティハンターみたいなアニメ風の雰囲気。作曲のみ、佐藤健となる。
Knock, Knock, My HeartA Knock, Knock, My Heart（梅本洋一/森園勝敏/森園勝敏）
B Ice Heart-その気もないのに（梅本洋一/森園勝敏/森園勝敏）
森園勝敏作品。作詞は、梅本洋一。森園氏は、なかなか他人のプロデュースにでてこないが、ここでは、彼のギターワークも光っている。ジャケットが初めて顔でなくなる。
恋するセゾンA 恋するセゾン〜色恋来い（康珍化/亀井登志夫/向谷実）
B サングラスはもういらない（有川正沙子/向谷実/向谷実）
「バスルームから愛をこめて」（山下久美子）の康珍化-亀井登志夫作品。ゆったりと歌っている。バックのサウンドにカシオペアのメンバーを一部起用。ポニー・キャニオン時代の最後のシングル。
Safari EyesA Safari Eyes（大津あきら/和泉常寛/新川博）
B パ・ドゥ・ドゥ（渡辺なつみ/Project M/萩田光雄）
（『ダーティペア』OP/EDテーマ）
これも久しぶりに82位にチャートイン。さすがは映画効果。オリジナルのサントラでは、まだ音源が残っているので、店で買える。Ａ面は、大津あきら作詞、和泉常寛作曲、アレンジは新川博。Ｂ面、渡辺なつみ作詞、Project M作曲。アレンジは萩田光雄。
「In The Room」A In The Room（竹花いち子/林哲司/鷺巣詩郎）
B 女神の右手（竹花いち子/羽場仁志/鷺巣詩郎）
ビクター移籍後の初、そして最後のオリジナルシングル。ここでふたたび林哲司の音に出会う。（2003/03/01追記）B面の「女神の右手」なかなか気に入ってます。おそらく、ブラック系シンガーのコーラスが入っていて、なかなか新鮮な感じですが。画像を頂きましたが、アナログ版を掲載してます。

その他

『オリジナルサウンドトラック　ダーティペア■音楽編』
Over The Top（Linda Hennrick/和泉常寛/新川博）
Pas De Deux（渡辺なつみ/Project M/萩田光雄）
Safari Eyes（大津あきら/和泉常寛/新川博）

この３曲を歌っています。「Over The Top」は、「Safari Eyes」の英語版。
『オリジナルサウンドトラックボックス　機動戦士ガンダム0083 Stardust Memory』
The Winner（安藤芳彦/都志見隆/萩田光雄・都志見隆）
Back To Paradise（Linda Hennrick/都志見隆/志熊研三）

この２曲を歌っています。他に提供曲もあり、これは後述します。
「ガンモ・ドキッ！c/wヒョコポン関係」（アニメ「Gu Gu ガンモ」のテーマソング）をスージー松原名義で歌っていた。作詞・作曲は森雪之丞。でも聴いたことないです。Ｂ面は、作詞・森雪之丞。作曲・戸田誠司。（2003/03/01追記）「ガンモ・ドキッ！」に関しては、『あの頃のアニメ』というコンピレーションで聴けます。筆者も手に入れました。でも、シングル欲しいなあ。
「夢気分パーフェクト」（竜真知子/熊谷安廣/??）さるところで検索したら、出てきましたが、おそらく音源化はされていないようである。（2004/01/17追記）神戸三宮地下街（通称さんちか）のテーマソングということが判明しました。（情報提供：ばばちょんさん）（2004/02/15追記）三宮地下街オープン20周年を記念して作られた作品だそうです。たまたま、30周年のときには阪神淡路大震災にあたり作られなかったようです。なので、今でもここに行けば、聴くことができます。また、音源ですが、非売品として関係者に200枚ＣＤが配布されたそうな。そのうちの１枚はAM-KOBE（ラジオ関西）にあるそうですから、リクエストすれば、流してくれる可能性はあるらしいです。（情報提供：さらにばばちょんさん）

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